声の変化 [PC]
この頃とみに、声が重く成っている。
女声は年齢と共に重たくなると言われているけど、すご~く実感中!
私は元々まっすぐに伸ばしている時が一番綺麗な声、と言われていたのだけど、自分で3年かけて声域を1オクターブ上に広げて、ソ#~ソ#までの3オクターブを出せる様に成っていた。
帰国した1,996年には未だ「夜の女王」が歌えていたのだけど、最近は単発で超高音が出せても、何度も続けて出すと、吐きそうになる感覚に襲われて、とても出せなくなってきた。(喉が飛び出しそうな感じ)
体の回復と共に、全盛期の中音は戻って来た上に、更に進化して、低音も良く鳴らせる様に成ったので、アルトのアリアも歌い易くなって来たのは嬉しいのだけど、メゾソプラノのアリアでも、高音は気をつけないと、失敗するので、未だ未だ努力が必要だ。
喉のお医者さんによると、私の声帯は幅が広くて長さのある、コントラアルトでも歌える程の声帯だと言い、私が超高音のアリアを歌えるのは、ひたすら、努力と筋力によるものなので、体力が無くなったら高音は出なくなる!
と言う話だったのが、当たっていたわ~~!
う~~ん、体力の回復と共に、筋トレでもした方が良さそうだわ。。
と言う訳で、8月31日のコンサートでは、アイーダのアリア「勝ちて帰れ!」とドンカルロのメゾソプラノの役
エボリ姫のアリア「おお、惨い贈り物、我が美貌よ!」 を歌う事にした。
同じドンカルロのソプラノ役、エリザベッタのアリアを歌ってみたら、エボリより重たいのでびっくり!
「アンドレア・シェニエ」 のマッダレーナも超重いし、メゾソプラノや「サムソンとダリラ」のアルトのアリアの方が未だ歌い易いって、どういう事なのだろうか。。
私はドラマティック・ソプラノだけど、超ドラマティックではないって事なのでしょうね、多分。
でも、プッチーニの「トゥーランドット」のアリアは歌い易いんだけどねぇ、リリックなリュウよりもず~~っと!
リュウは昔から苦手で、練習はしたものの、人前では歌いたくない役の一つ。
リリックソプラノ物は全て、苦手です。
表現上も。。
タグ:声、ドラマティック、年齢
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