経済界の大物と [日記]
昨日は朝の十時から、経済界の大物氏と私のコンサートの支援者を引き合わせたら、素晴らしい「授業」をして下さった。
流石は長年に渡って、潰れかけたデパートの再生等に携わってきた人の言う事は薀蓄が有って、私にも凄くために成った。
人と人が会って話す時に、相手の状態を見極めて、痒いところに手が届く様に接する。
例えばお年寄りなんかは耳が遠く成っている人も多いから、声をかけたときに、「え~っ?」と言って、聞こえる方の耳を向けてきたら
「あ、この人は右の耳が良く聞こえないのだな!」
と気付いたら、ちゃんと聞こえる左耳の方に立って話をする。
何気ない気遣いで、相手の気持ちを和らげて、又訪れたい気持ちにさせる。
これは全ての仕事に繋がると思った。
どのジャンルだって、「思いやりの無い人」が好まれる筈もないのだから、まして客商売だったら尚の事!!
皆が皆の心を気遣っていたら、調和のとれた、暮らしやすい社会に成る。
当たり前の事なんだけど、その「当たり前の事」がなかなか出来ないのが普通の人だから、本人が気付いて直さないと始まらないのだよね。
まずは、気付く事が大事で、それを気付かせる力の有る人が「良き先輩」なのだわ。
自分が年を取った時に、人として良き先輩に成れるように努力するのが生きている人間の義務でしょう!
ただただ年だけ取って、我侭勝手な意地の悪い年寄りに成らない様に、日々、是、精進。
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